皮膚科
頭部から足先にわたる皮膚のトラブルを診療いたします。
初診時問診票(PDF:210KB)
:印刷してあらかじめ記載してご持参いただくとより受付がスムーズになります
- にきびが気になる、にきびの跡が治りにくい
- 指先があれて洗剤がしみる
- 肌に潤いがなく、かさかさしている
- アトピー体質で困っている
- 化粧品を使ったら、かぶれてしまった
- 夜になると体がかゆくてこまる
- 虫刺されて、かゆくて腫れてきた
- たこ、うおのめが気になる
- 額や頬が赤くなり、皮がむける
- 足の爪が厚く、白く濁っている
- 薬を飲んだあとにじんましんがでてきた
- ほくろ、しみが大きくなってきた
- 部分的に髪の毛がはえていないところがある
- ワーファリン内服後に下肢に網目状の皮疹がでてきた
- 口のまわりがぴりぴり痛くなってきた
皮膚の病気には正確な診断と早めの処置が有効です。よくならないのに自分の判断で薬を使い続けることはよくありません。「あれ?変だなあ」と感じたら、早めに医師にご相談ください。内臓の病気との関連性が疑われた場合には、内科の医師と連携で診療を行います。
担当医師: | 東京医科大学病院皮膚科医 |
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AGA 男性型脱毛症
男性型脱毛症とは、思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が軟毛化して細く短くなり、最終的に薄くなっていく状態のことです。抜け毛が進行し頭皮が透けて見えるようになっていきます。日本人において、その頻度は20歳代で約10%、60歳代で約40〜50%の頻度と言われています。
原因としては、遺伝的要因が大きく、男性ホルモンのジヒドロテストステロン(DHT)が毛包内で作られ、軟毛化します。その結果、頭部におけるヘアサイクルを正常より短くすることで、髪の毛がしっかりと育つ前に抜け落ちていくことでいわゆる薄くなったという頭髪の状態になっていきます。
治療法としては
- 頭皮のマッサージを行う
- 育毛剤を外用する
- ミノキシジル外用、プロペシア®の内服治療のどちらか、もしくは併用して使います
プロペシアはテストステロンという男性ホルモンから、毛包内でDHTが産生されるときに働く酵素である5α-還元酵素を阻害することで、DHTの産生を抑制します。その結果、軟毛化を防ぎ、ヘアサイクルを正常に近づけていきます。そのため、治療効果を実感できるには、少なくとも数か月はかかります。
上記の例は治療がよく効いた例です。中には治療に反応せずに進行してしまう方も数%はおります。
クリニックにおいて
プロペシア錠は保険適応外の医薬品のため、自費診療となります。診療にあたり、男性型脱毛症以外では効果は期待できませんので、初めに皮膚科を受診していただきます。
専門医の診断のうえ、治療の対象と判断されたときにプロペシアを処方いたします。
なお院内処方はしておりませんので、処方箋を持ってお近くの薬局でお薬を購入してください。
初診料:3,200円 | 再診料:1,800円 |
薬品代は別途かかります
プロペシア錠内服にあたり
肝臓で代謝される薬です。肝臓が悪い、肝臓の検査で異常を指摘されている方は、あらかじめ医師にご相談ください。
前立腺がん検査で測定されるPSA値を約50%低下させることが知られています。PSA検査を定期的に受けている方、今後検査を予定している方はあらかじめ医師にご相談ください。またプロペシア錠の内服を行っているとき、やめてから1か月間は献血ができません。献血された血液を介して、妊婦に輸血されると胎児に影響がでてしまいます。