頭部から足先にわたる皮膚のトラブルを診療いたします。
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診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
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午前 | 9:00〜13:00 | ||||||||
午後 | 15:00〜 19:00 |
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皮膚の病気には正確な診断と早めの処置が有効です。よくならないのに自分の判断で薬を使い続けることはよくありません。「あれ?変だなあ」と感じたら、早めに医師にご相談ください。内臓の病気との関連性が疑われた場合には、内科の医師と連携で診療を行います。
担当医師: | 東京医科大学病院皮膚科医 |
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男性型脱毛症とは、思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が軟毛化して細く短くなり、最終的に薄くなっていく状態のことです。抜け毛が進行し頭皮が透けて見えるようになっていきます。日本人において、その頻度は20歳代で約10%、60歳代で約40〜50%の頻度と言われています。
原因としては、遺伝的要因が大きく、男性ホルモンのジヒドロテストステロン(DHT)が毛包内で作られ、軟毛化します。その結果、頭部におけるヘアサイクルを正常より短くすることで、髪の毛がしっかりと育つ前に抜け落ちていくことでいわゆる薄くなったという頭髪の状態になっていきます。
プロペシアはテストステロンという男性ホルモンから、毛包内でDHTが産生されるときに働く酵素である5α-還元酵素を阻害することで、DHTの産生を抑制します。その結果、軟毛化を防ぎ、ヘアサイクルを正常に近づけていきます。そのため、治療効果を実感できるには、少なくとも数か月はかかります。
上記の例は治療がよく効いた例です。中には治療に反応せずに進行してしまう方も数%はおります。
プロペシア錠は保険適応外の医薬品のため、自費診療となります。診療にあたり、男性型脱毛症以外では効果は期待できませんので、初めに皮膚科を受診していただきます。
専門医の診断のうえ、治療の対象と判断されたときにプロペシアを処方いたします。
なお院内処方はしておりませんので、処方箋を持ってお近くの薬局でお薬を購入してください。
初診料:3,200円(税込) | 再診料:1,800円(税込) |
薬品代は別途かかります
肝臓で代謝される薬です。肝臓が悪い、肝臓の検査で異常を指摘されている方は、あらかじめ医師にご相談ください。
前立腺がん検査で測定されるPSA値を約50%低下させることが知られています。PSA検査を定期的に受けている方、今後検査を予定している方はあらかじめ医師にご相談ください。またプロペシア錠の内服を行っているとき、やめてから1か月間は献血ができません。献血された血液を介して、妊婦に輸血されると胎児に影響がでてしまいます。