50歳以上に水痘ワクチンで帯状疱疹予防

夏にかけて帯状疱疹に罹患する人が増えてくる季節です。小児期に罹患した水痘、そのウイルスが後神経節に潜んでいて、過労などの免疫力低下を契機に再活性化して増殖します。やがて知覚神経を通って表皮に達し、赤い丘疹や水疱が神経の走行に沿って帯状に出現します。体幹部だけではなく、顔面に出ることもあり、麻痺症状(顔の筋肉の麻痺:残存しやすい)や難聴も起こすことがあります。

ウイルスの再活性化と発症好発年齢

好発年齢を見てみるとグラフからも50歳以降に多くなることが判ります。一生のうちに数人に一人はこの病気にかかります。そして皮疹が治癒した後にも、特に高齢者では帯状疱疹後神経痛という慢性の痛みに苦しむことがあります。

今年の3月に水痘ワクチンにこの帯状疱疹発症予防の効能が追加されました。米国において帯状疱疹の累積発症率を半分以下に、また神経痛の累積発症率を60%以上抑制されたことが評価されました。

ワクチン接種による効果

子供のころ水痘にかかり、免疫を獲得しても、自然とその免疫力は低下してきます。さらに平成26年から小児に対して水痘ワクチンが定期接種となりました。その結果、小児期の水痘発症が抑えられると、今後大人になるまでにウイルスに自然曝露される機会(免疫力が強化されるチャンス)が減り、今まで以上に帯状疱疹を発症する可能性が高まります。

水痘帯状疱疹の免疫力の時間経過と発症との関係

50歳を過ぎたら水痘ワクチンを積極的に打っておくことをお勧めします。

平成28年5月12日

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