え、1年で増えた?レビー小体型認知症

2013年10月2日のNHK ためしてガッテンで「気づいて!新型認知症 見分け方&対策大公開」という番組が放送されました。そこでは、アルツハイマー型認知症の次に多い認知症として、 レビー小体型認知症が紹介されています。推定80万人、認知症の5人に1人(約20%)がこのタイプとなります。 この1年前に厚生労働省の研究班が、 認知症専門医のいる医療機関を中心に認知症の 型別頻度を報告しています。その結果では、レビー小体型認知症は4.3%、HNKの番組の5分の1程度です。もしこれが事実で、本当に1年で5倍にもなっていたら大問題です。

気づいて!新型認知症 見分け方&対策大公開

レビー小体型認知症の発見者である小坂憲司先生(横浜市立大学名誉教授)によると、認知症の約2割はレビー小体型認知症で、この専門医での集計結果を問題とお話しされています。 専門医が正しく診断していない理由として、画像検査を重視しすぎることをあげています。各国での剖検例からの報告でも、十数%〜20%前後です。 診断基準では診断に必要な症状(幻視、動揺・変動する症状、パーキンソン症状)の3つのうち2つがあれば診断でき、画像検査結果はこれらより下位の補助的診断項目となります。

認知症タイプ別頻度

コウノメソッドで著名な河野先生の報告でも、レビー小体型認知症の頻度は20%を超えています。私の経験でも、厚生労働省研究班の報告結果には違和感を感じます。 レビー小体型認知症は、抗精神病薬、抗ヒスタミン薬に対してばかりか、パーキンソン治療薬、アリセプトなどの抗認知症薬にも過敏に反応して副作用が出やすい事が知られています。 もし誤って、うつ病と診断されて、向精神薬を複数処方されたり、アルツハイマー型認知症と診断されてアリセプトを増量された場合には、病状は悪化してしまいます。 もし、認知症のご家族の病状経過で疑問に感じることがありましたら、医師にしっかりと聞いてください。

認知症タイプ別頻度

平成27年11月10日

 

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